空談録

世界で5人くらいに役立ちたい

Excel Insightsを試してみる

いつまでたっても来ないと思ってたけど探したらあった。

というわけでExcelに新しく追加されたInsightsについての話です。
support.office.com

確か1803あたりから追加だった気がしますが正確なバージョンは不明です (今は1805 (9320.2001)) 。
とりあえず試せるものは試してみましょうという感じで。

とはいえInsights自体はPowerBIから持ってきただけのやつなんであっさりで。

Insightsって何?

Office Intelligent Serviceの一つで、データをクラウドサービス上に転送し、その中で意味ありげな関係性を見つけ、その結果を返してくれます。
PowerBIのInsightsの種類とか見ればイメージしやすいかと。
docs.microsoft.com

データを選択してInsightsするとこの辺外れ値っぽい!とかいろいろ言ってくれます。ちゃんとしたデータだとそこそこまともっぽいことを言ってくれます。

実際に使ってみる

挿入タブの真ん中らへんにある、はずなのですが、いつまでたってもやってこないので別の方法で。
Customize RibbonでAll Commands選んで、Insightsを探してリボン側に足してあげるだけです。
日本語だと”リボンのユーザー設定”→"すべてのコマンド"→"洞察"を追加します。洞察とは。

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ちなみにまだPreviewなのでペイン側の内容は英語のままです。

PivotTableじゃない領域を選択してInsightsを押すと、初回は個人情報をIntelligent Serviceに送ってもいい?的なの聞かれるので、Turn Onを選びます。
するとこんな感じでいくつか候補が右に出てくるかと思います。
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パッと見期待できない感が出ますが、範囲絞ればもう少しまともに出してくれます。

よさげなの見つけたらInsert Chartします。しないと残りません。
Inser Chartをすると別シートにデータの載ったPivotTableとグラフを追加してくれます。

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ちなみにこんなん使えないよ!ってなったりこれめっちゃいいやん!ってなったらIs this helpful?でフィードバックできたりします。
Yesでいいね、Noでよくないねを送れます。何につながるかは知りません。


というわけでひさびさにExcelのお話でした。
Insightsおもしろそうなんですがいまいちまともな結果が返ってこない…。

PowerPointのペンが強くなってたのも記事にしたい。

この辺で